福寿鉱泉水の成分と特徴
福寿鉱泉水は、必須ミネラルのうち、Ca(カルシウム)Ma(マグネシウム)K(カリウム)Na(ナトリウム)サルフェート(sulfate)等を多く含む硬水です。 | |||||||||||||
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窒素酸化物は、体内で酸素欠乏や発ガン性物質をつくる要因となる硝酸性窒素を含んでいます。福寿鉱泉水は窒素酸化物を含まないキレイな水です。 | |||||||||||||
『福寿鉱泉水』を採取している場所は?(平面位置)
『福寿鉱泉水』は、当初、温泉給湯の目的で、昭和62年4月27日からボーリング掘削を始め、1年5ヶ月の掘削期間を経て、昭和63年9月20日に湧出させることに成功しました。 位置的には、霧島連山のうち韓国岳付近を源流とする石坂川の畔の標高約300mのところです。 湧出から3年後の平成3年(1991年)に霧島の硬水ミネラルウォーターして、『福寿鉱泉水』のネーミングで製造販売を始め、今に至っています。 |
清流 石坂川 |
『福寿鉱泉水』を採水している場所は?(地下位置)
『福寿鉱泉水』を採水している箇所を"霧島山〜錦江湾(鹿児島湾)"の縦断模式図に示します。 『福寿鉱泉水』採水箇所の模式図 もともと、霧島火山は、鹿児島・宮崎の県境に位置する火山群の総称です。最高峰韓国岳をはじめ、天孫降臨の神話の山として知られる高千穂峰、歴史時代の多くの噴火記録をもつ新燃岳や御鉢など20余りの火山が、北西−南東方向に長い30km×20kmの狭い地域に分布しています。 |
『福寿鉱泉水』のネーミングの由来は?
温泉を掘削して湧き出した頃は、だだ「温泉水」と呼び、露天の掘っ立て小屋に家庭用お風呂釜を一個置き、お湯をどんどん掛け流ししていました。 将来土地造成して、温泉付分譲地を作る際に施設を拡張しようとの計画だったのです。 しかし、その状態を2〜3年続けていましたが、その間、次第に人が入りに来るようになり、神経痛に効果があった、とか血糖値が下がったとか、色々な噂が拡がり始めて、「温泉水」にネーミングが必要になりました。 |
『福寿鉱泉水』は、本当は福寿温泉水?
なお、余談ですが、「温泉」を広辞苑で調べると「地熱のために平均気温以上に熱せられて湧き出る泉。多少の鉱物質を含み、浴用または飲用として医療効果を示す。硫黄泉・食塩泉・炭酸泉・鉄泉などがある。日本の温泉法では、溶存物質を1キログラム中1グラム以上含むか、泉温摂氏25℃以上のものをいう。いでゆ。」と記されています。 『福寿鉱泉水』は、湧出時に摂氏47℃有りますので、本来狭義的には『福寿温泉水』と呼んだ方が良いのかもしれません。 しかし、『福寿鉱泉水』が誕生した当時は、ミネラルウォーター製造業者も大変少なく、まだ温泉は入るものであり飲むものでない認識でありました。 今でこそ、「飲む温泉水」という言葉は定着していますが、当時はミネラルウォーターを『○○温泉水』と ネーミングすることに汚らしいイメージがありました。 従いまして、本来は『福寿温泉水』と呼んだ方がより妥当なのですが、『福寿鉱泉水』という商品名のまま今日に至っています。 |